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エスカレイヤーはまあうん触手分低めのジブリール。
パラダイスロストは世界観も物語もかなり面白かったんだけども、終盤パワーインフレが際限無くなってる癖にやはりラストバトルに盛り上げが足りない、っていうかトゥルーエンドは全部ラスボスの計画成功しちゃってるじゃんというツッコミが脳裏をよぎってしまいちょっと消化不良(笑)。
- ニトロ+ロワイヤル ヒロインズデュエル
夏コミ接収品、とりあえずアルで一周してみた。要求スペックが高くてローディングに時間が掛かるとかドット絵粗いような気がするとかは無視すればかなりファンにはたまらないお祭りゲームとなっております。各ステージの音楽が一番ノリの良い曲だというのが嬉しいねえ。鬼哭街ステージがSuper Sonic Showdownじゃないのが惜しまれるけれども!
そしてエンディングでマーライオンになりそうなほど吹いた。ちょwwwwおまwwww鋼屋ジンそれは卑怯wwww私には防御不可能wwww
しかも大体合ってるしな。
濡れ場の第一印象が「黒っ(物理的に)」な東出氏の第二作、終了。
忠誠・献身・されど言いなりではあらず。気高き従僕たる「執事」としての生き方、在り方を描いたという点では全力を傾けられていて「格好良い主人公を楽しむ」という点でも「執事に萌える」という点でも間違いなく合格点。敬語が微妙に間違ってないか?と思うことはあったけれども私の方が間違っている可能性の方が大きいしなぁ。
他の男キャラの声がキャラクターの立ち方に比例するように豪華すぎて、トーク一々全部聞いていたものだからやたらと読了までに時間が掛かったのも今や良い思い出。男のメインキャラで外れが一切無いのは好ましいです、萌えます(何)。
またヒロインたちもこの仲良し三人組の中の誰か一人とくっつくもんだからどっかで必ずちょっとしたこじれが生まれる、というむず痒い関係性がまたたまらず。特にセルマ様のヤキモチとヴァレリア様のうろたえ方がもう。
言うまでも無く最も萌えるのはベイルだけどね。
……とまあキャラクターを描く点では非の打ち所は存在しないわけなのですが、実は個人的に結構なマイナスポイントが存在する。
実は最大の評価ポイントである脚本が画竜点睛を欠くありさま。
決してクオリティが低いわけではないのだが、「来るぞ来るぞクライマックスが来るぞー」と身構えていたら実はもう終わりでしたと言われたもので、広げられた大風呂敷を四つ折にしたくらいで終わられちゃったような気分です。
発売延期で謳われていた「演出強化」は確かにあやかしびとよりも行われていたものの、日常パートで立ち絵が縦横無尽に動くようになったという基礎的な部分の底上げに留まり、あやかしびとすずルートラストバトルに至るほどの感動を味わうことは結局叶いませんでした。
だってあれだけ伏線を張っておいたならリックを拠り代にしてノーライフキング復活して今代の八英雄が集結、ゾンビの大軍勢に主題歌バックに立ち向かう、くらいの展開は期待するじゃないですかい。それをエメス・トラブラムもミスティック・ワンも合わせて片手の指で納まるだけしか出てこない上に、最後の最後のルートでラスボスがただの人間なのは肩すかしにも程がある。このへん塵骸魔京といい勝負だ。
そも戦闘自体中ボスクラスだと通常弾丸は効かない相手がほとんど、折角の燃えるギミック「記憶を削る」魔銃ですら何かポンポン撃つ割りにはあんまり効いてるように見えない、切り札たるカットスロートのネタバラシも「え、それで終わり!?」っつーくらいのものだったし。
つまり、ペルソナ3の後だったから期待しすぎて不満を持ったペルソナフェスエピソードアイギスみたいな感じ。
傑作の後に良作を出されるとがっかりする、というのは贅沢な話ではあるんだけども……。
各ルート覚え書き。
- ヴァレリアルート
手塚ゾーンと二挺拳銃。
ぶっちゃけギミック的なものではこのルートが一番燃えるラストバトルだったと思う。
- 雪ルート
レイスルートと言いたいところだけれどもアナザーエンドのおかげでやっぱりガラルート。
てゆーかマジでスパイラルダイバーかよと全力ツッコミ。
ギミックの妙としてはレイスの倒し方が全てだったと思う。
- セルマルート
残り二つのルートのサブキャラが効果的に配置されるプチ吸血大殲ちっくな修羅場を見せるので大盛り上がりかと思えばレイスの倒し方にちょっとした疑問が残る。バーサーカーを七度殺したカリバーンみたく。