• ペルソナ3フェス

後日談クリアしちゃいました。
映画ロケでアクション役者兼脚本家兼監督の台詞の覚えが悪すぎて何度も何度もリテイクさせられて体力消耗し、文字通りバタンキューした翌日からその鬱憤を晴らそうと手を出したら引きずりこまれたという次第。何しろコミュイベントなど日常生活無しでひたすら小規模なダンジョンに潜るだけにシステムオミットされているから余計に止め時が見つからなくって。
流石に追加シナリオというだけのことはあってそこまで長くは無かったのが救いですかねぃ。だってクリアデータ見てもプレイ時間20時間強だものー。ただし死ぬほど死んだ(プレイヤーが睡眠不足で目がズガーンと痛くなったり平衡感覚を失ったりするほどぶっ続けでプレイして血尿かと見紛うほど濃いおしっこ出したりするほど全滅したの意)ので約五割増掛かってると思うけど。しかもその間に睡眠は一回しか挟んでないけど。
くそうアトラスめ!貴様ら本当は世界を睡眠不足に陥れて世界征服を企む悪の秘密結社だろうッ!
私は本気でアホなんじゃないかと時々思う。



さて、ちょっとした雑感を以下に。極力露骨なネタバレは無いように工夫して書くものの、状況証拠からの推理とかで分かっちゃうのもイヤだという未プレイの人は読まぬが良い。
端的に言うと順平株が凄まじい勢いで高騰しました。


これで残りはリアルタイム二周目だけか。



最後の決戦から二ヶ月ほど経ったある日。特別課外活動部の面々は学生寮取り壊しを前に、召喚器の回収を兼ねて最後の会合を開いていた。
だが、そこに襲い来る謎の少女・メティス。アイギスの「存在しないはずの」妹を名乗る彼女はアイギスを守るためと言い、何故か特別課外活動部の面々を殺しにかかる。
唯一単独で戦闘可能なアイギスがそれを迎え撃つ。しかし、メティスの発動させたオルギアモードに不意を突かれ天田を捕らえられてしまう。追い詰められた彼女が呼び出したアテナは、何故かオルフェウスへと姿を変えた。
そう。アイギスもまた、主人公と同じ「ワイルド」の能力に目覚めたのだ。



それが全ての発端。
……彼らは、時間の牢獄に閉じ込められた。


とりあえず強敵の前にズラズラと長い会話イベントを置くのはやめてもらいたい。
戦闘レベルが滅茶苦茶辛口になってるんだから再戦を前提にした作りにしてくれよぉー!神経衰弱させるバトルの前に何回もボタン押さなきゃいけないのはイヤなんだよー!
これがラストバトル周辺だけで良かった。ダンジョンまでこんなんだったらと思うと耐えられたかどうか分からん……
というくらいeasyモードのバランスに慣れきった身には身を削るような戦闘バランス。宝石使い切って回復アイテムを補給しなくてはいけないくらいでしたから。いやはやアイテム余りまくりの無印とは大違いやでぇ。
特にフィジカル&マジックミラー、マカラカーン&テトラカーンは必須。私はコレ無しでクリア出来るとは思えないです。




さてストーリーの方はと言いますと、うむ、「姉さん置いてかないで〜」って甘えん坊のメティス超可愛いよメティスで終わってしまうのも何なのですが。半分以上を睡眠不足の寝ぼけた頭でクリアしてきたためによく覚えていないのと(死)、やはり一年かけてコミュを育成してきた無印と比べてしまうと感動と達成感がイマイチかと。前作の落穂拾いとそれこそアイギスと特別課外活動部を主人公にした後日談で部内の絆を描く感じになってて、そこがちょっとだけスケール小さくなっているように感じられたからか。
まあ前作のラストが神懸かりすぎただけで充分良作なのですが。
一番心に残ったシーンはというとやはり、ダンジョン最後の最後に待ち構えているボス前での会話、そしてラスト近辺。あの辺りは無印をプレイした人には分かってもらえると思うのだけれども、プレイしているこっちにまで衝撃を与えるようなものだったような気がするのですよ。人生において「安易な展開」にすることの方がよほど無責任であると、そういうようなメッセージを叩きつけられたような気がした。言葉にしてはっきりと示されたにもかかわらず斜に構えた先読みの期待を抱き続けていた私は彼らと同罪だった。
こう考えると「物語」のくせに「物語的展開=お約束」の不自然さを指摘してくれる筋立てだったわけだ。いやラストのラストはそれなりにお約束でしたが、あれはどっちに転んでもお約束になるし。




ただその後の展開はこう、第一印象は「飽きたし誰も望んじゃいないと思う」だったもんでねえ。
その周辺の問答は熱かったのよ。真田先輩も格好良かったし、何より順平が痺れた。本当に彼はその魂にヒーローの素質が溢れまくりでもう一人の主人公をやって良いと思うんだ、本気で。君が友達でよかったと心から思える。何でお前のコミュが存在しないんだ、ああチドリが羨ましすぎる。
で、ゆかりっち何なの君は。お前だけだよ今回の後日談で株が下落したの。
いや酷い。終盤が非常に酷い。気持ちは分かるけどあそこまで癇に障る言動はないだろ。しかも一件落着するかと思ったらさらにひっくり返して台無しにしやがって。
どのくらい台無しか例えて言うなら、「魔人ブウ編に入ったベジータが色々丸くなったりバビディに洗脳されたり死んだり生き返ったりと色々な紆余曲折を経て純粋ブウとの戦いを悟空に任せて、あの名言を言うべき場面になったと思ったら一時期流行った台詞反転スレを思い出して『くたばれカカロット、おれがナンバーワンだ』って言っちゃった」くらい台無しだ(わからん)。
美鶴先輩が彼女をダシにして株をグイーッと上げたのが唯一の救いだった。最早エンディングで取り繕っても恥の上塗りよ。完全にプレイ前からの評価が順平と入れ替わったわ。そりゃあアイギスに無印終盤でヒロインポジションを奪われるのも納得だ。




てなわけで。ようやく夜型人間に改造しようという悪の組織アトラスの魔の手からゲーム脳改造前に逃げ出した私はこれを期にゲームから少し距離を








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今度は秘密結社バンプレストの野望が――――ッ!!!!