この飽食時代真っ最中、未明に空前の飢えを感じ目を覚ます。
胃袋と五体が分離したかのような感覚に苛まれながら、胃袋様の「トマトのイタリアンサラダが食べたい〜!!」との激烈な要求に応えるため震える指先で四つほどトマトを切断しドレッシングをかける。のち、パンとハムとチーズと牛乳を添えて息つく暇も無いくらいに貪り食った。
結果、かつてないほどに食物への感謝の念を抱くと同時、胃袋が恐ろしく重くなったので昼までごろ寝して消化活動に専念。
何だったんだろう、昨日絶食したとかいうわけでもないのに。