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- 作者: 冲方丁
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2006/11/08
- メディア: 文庫
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ゲームのエフェクトっぽい新世代風の文体って感じ?
にしても新キャラが色々出てきているのにちゃんと見分けが付くのは凄いなぁ流石プロ。加えて当然のように皆が皆キャラが立っている。そういやドクター・イースターがピザだって描写スクランブルの方にあったっけ。
「マティーニの後はすっかりその気というわけか?チークダンスくらいしたまえ。ことを急いでいるのが見え見えだ」
クリストファーウィットに富みすぎで現在一番人気でありんす。
次にお気に入りなのが「ぬっぺふほふ」ハザウェイ(そんな渾名じゃなかっただろ)。普通に熱血主人公ライクな性格してるじゃん。
彼岸の境界を覗いてしまったボイルドがこの先どう歪むのか。定められたあの結末に向けてどういった過程を辿るのかもう読んでいても胸が痛い。スクランブル二巻で語られていた決別の事件まで描かれるのかどうかを別にしても、何らかの形で09オリジナルメンバー達と袂を分かつのは確定的だろうから。