カツカツに煮え立った毎日からそれは生まれ出る。厨二病の妄想は生まれ出る。
よく考えたら聖戦士だけ作ってなかったのでここぞとばかりに好きな作品のエッセンスだけぶち込んで邪気眼全開なキャラを作ってみた。



■基本データ
【コロナ】 聖戦士
ミーム】 パンデモニウム 
【ブランチ】 スペリオル/リアリティハッカー
【消費経験点】0(能力値:0 特技:0 装備:0 パスの追加:0 ブランチの追加:0)

■能力値/耐久力
【能力値】    肉体:4  技術:12  魔術:6  社会:6  根源:6
【戦闘値元値】  白兵:5  射撃:5  回避:5  心魂:12  行動:8
【戦闘値修正値】 白兵:5  射撃:5  回避:5  心魂:13  行動:8
【HP】     元値:24  修正値:64
【LP】     元値:5  修正値:5

■準備された装備
[SC153]プロテクトアーマー(部:胴/射:-/HP:+40)
 「防:技」。毒を受けない
[SC164]魔術書(部:そ/射:な/HP:+0)購:14/3
 【心】+1

■コロナ特技
【SC098/自/ク/なし】◆勇気ある誓い
 1度の判定でソフィアに合致しているフレアを何枚でも出せる
【SC098/自/効/なし】◆不死鳥の炎
 〔Sin1〕[死亡][戦闘不能]を[覚醒]に置き換え、【HP】を0にし【LP】を完全に回復する
【SC099/自/オ/なし】虹色の希望
 〔Sin1〕メインプロセス中に使用するフレアを全て自分のソフィアとして扱う
【SC099/自/マ/なし】光を呼ぶもの
 メインプロセスの攻撃を〈根〉に変換

ミーム特技
【LF158/自/オ/6H】◆バーンナップ
 種別:PSI。宣:[マイナー]直前。[攻:社]かつ[PSI]の特技のダメージ+【社】
【LF153/効/オ/2H】◆ニューロマンサー
 [情報収集]を任意の【基本能力値】で行える
【LF153/心/メ/5H】ライフハッキング
 【心】対決。対象に[【技】×2+差分値]ダメージとBS付与:[毒4]


■設定
グノーシス計画。
ロッホ・ランからサルベージしたかつてのサイード教の堕ちた聖人達……造物主の魂の欠片、ヤルダバオトの近似……の人格データを再利用することで、人為的に「御子」すなわち造物主の子を創出しようとしたプロジェクト。
都市伝説じみたその計画には、やはり一つだけ成功例があるという。
聖人の人格データの集合体を書き込んだバベルストーンをその脳髄とし、有機的なサイバーデッキとして成立させたそれは、思考と同等の速度で情報演算による世界の書き換えを「起こしてしまう」。その改変範囲を規定する変数である演算速度は脳の成長に伴い指数関数的に加速していき、またその肉体は生涯成長を止める事がないよう調整されている。
それはすなわち、最終的に第二のデミウルゴスとして覚醒することを期待してそれが生み出された事を意味していた。
しかしあにはからんや、サイード教の神体としての役割を与えんとして覚醒させられ目を見開いたその瞬間、それは周囲全てを消し飛ばして姿を消した。その際に放たれたフレアがどのコロナの色彩にも属さぬ純白であったため、一説にはその後のヴァイスフレアその人であるとも、大戦以前に存在した聖人が持っていた、史上最初の聖戦士のコロナを受け継いだ存在だとも言われる。
信徒の間でまことしやかに囁かれる噂話の大筋は以上の通りである。
そしてその流言は、大半が真実なのだ。




イード教を脱出した彼は、そのままでは数年以内にリジェネシスを起こしてしまうため、ごく限られた活動期間以外は「造物主の魂」である擬似人格をあかがね色の書として封じ、人工冬眠に近い状態に生物機能をシャットダウンしている。
この書はルシファーのスレイマン・システムに近似したシステムだとも言われているがその関係性は定かではない。
そして……通常時、力の大半を失った一般人としての姿がパンデモニウムの孤児「マサラ・ヒジリ」と呼ばれる人格である。
最低限の自衛プログラムとして残されたバベルストーンの脳髄は閾域下での彼の衝動に反応し、彼にとってほんの少しだけ都合のいいように世界を捻じ曲げる。
と言っても表層人格として設定されたマサラの性質と「魂」を持たぬがゆえの改変限界のため、「自分が不幸になる確率を上げた分だけ周囲の人間を幸運にする」という婉曲な形でしか彼の望みは叶わないのだが。




マサラが気絶・死亡する事によって意識のステージから降りると、あかがねの書に封じられた五つの聖人の人格が覚醒する。
風に煽られる書のページから光の象形文字がとぐろを巻いて浮かび上がりその身体に纏いつくと、情報改変により聖人のかつての姿が顕現。純白のフレアとともに立ちはだかるものを無機物ならば光子へ、有機物ならば塩の柱へと還元してしまう。
こうして状況によって顕在化する人格を変更しかつ肉体情報も改変するため、彼がグノーシス計画による存在だと知るものは非常に少ない。
その真の力はあかがねの書の情報を全て引き出し、マサラと全聖人の人格を統合した事によって誕生する「第六の聖人」が意識のステージに上ることによって初めて発揮される。




……って、作ってみたはいいもののマルチブランチにしたから特技取れねええええ!
でもこれが一番技術と心魂値が高い組み方なんだよなあ。
まあ、元ネタ的に言えばプラットフォームだから仕方ないっちゃ仕方ない。経験点突っ込んで強化したいなあ。