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- 作者: 講談社BOX
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/02/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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お前、お前は本当にチキンメガFuck!!ああもうこの、土壇場で皇帝出せなくて偶然勝ちを拾ったカイジみたいな真似をしくさって、そこまでやる度胸はあるのに何故それをやる度胸だけが無いか(爆笑)!!
前日譚ということで最高の悪球打ちであるアララギくんのフルスペックを生かしきるノーコンピッチャーが存在しない会話のキャッチボールが続くかと危惧していたらさにあらず、彼が打ち返したピッチャーフライを化物語では今ひとつ影が薄かった委員長がこれでもかこれでもかええいこの程度ではとても足りぬわとばかりに予想も出来ない位置から天然色仕掛けでズバシドバシと返してきます。
間違いないこの世界は最高だ。
後日「忍野忍」と名を受ける吸血鬼も登場し、中編小説でヴェドゴニアか月姫でもやったみたいな展開が繰り広げられるのにはちょっと笑いましたが。まさか学園異能バトルやってたなんて。
化物語で彼女についてぽろぽろ出されていた設定が綺麗に回収されているのは読んでいて爽快なものが。
残念ながらしろがネコに関するエピソードは収録されていないので、後日単行本化するときに書き下ろしなのだろうと期待しておくしかないのか。
この上またナチュラルにノダミキが背表紙に居座るようなバカ高いBOX本を買わないといけないのかー。
- 作者: 紅玉いづき,カラス
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2008/02/10
- メディア: 文庫
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黒博物館スプリンガルドみたいに後日談が入ってるもので、それを知らないと「あれ?ここで終わりだったの!?」と泣くタイミングを外してしまいます。注意。