まあ自分の手下を全員懐妊させるだなんてとてもエロいオレンジさん。悪いことはぜーんぶ「それも私だ」で済ませられる方だからとても便利。
というかですね、この辺を突っ込むくらいしかもうやることが残ってないのですよ。訓練に尺の大半を割り当てたおかげで敵側の掘り下げがしっかりしてないし、そもそも作画がベルカ式だから、涙ながらの説得が上滑ること上滑ること。壁をぶち抜くほどオレンジさんを思いっきり殴り飛ばしても五体満足な非殺傷設定ってどんな仕組みですか教えてフェイトさん。

  • ヒロイックエイジ

「うん!……うん?」
「どっちだ!?」

エイジカワユスよエイジ
というわけで、銀の種族と和平が成立したり、「死亡確認!」状態からカルキノスが見事復活を果たしたり、クライマックスに向けて色々と事態が動いております。どうやら今回のウブカタさんは白いウブカタさんのようですよ。テーマは「交流」だか「対話」だかだって言ってたしね。

「体をよこせー、儂はガチバトルがしたいんじゃー。言うことを聞けー儂は神様だぞー」
「21世紀にもなって何で原始人みたいなことをせにゃならんのだ、世界は政治で動くのだよチミィ」

どっちも従うのやだなあ。
とテレビの中の人たちも思ったのかどうか知らないけども、政府に制圧された基地を奪還してゴーグと戦うスサノヲ。今まで倒した(倒したっけ?)のギガンティックの能力を取り込んで宇宙怪獣タイラントみたいになりました、と思ったら実はこいつは13番目のオニクスでした。ジャーンジャーン。げぇっ前のパイロット達!
……すいません、最後だけやたら展開が急じゃないですか(笑)。

こちらも上層部の意向で制圧された基地をバットとボクシングで殴り倒して奪還したり、デコが今にも量産型に啄ばまれてボロボロになるかと思ったら普通に勝利してたり、ふとしたすれ違いで元カノとヨリ戻してみたは良いけどすっかりヤンデレ化してたもので本命と仲直りした途端コクピット強制パージするようなある種男らしい変態ロボが戻ってきたり、気付いたらなんかゆかな声のロリが分裂して斧投げてきてたり、年を食ったほうの双子がLCLに溶けちゃったりラピュタの構造物的なユニットブロックに押し潰されたりしてました。
何を言っているかわからねーと思うが私も何が何だか分からなかった。スピード展開だとかそんなチャチなものじゃない、頭がどうにかなりそうだった。
隕石除去とか言ってた頃が懐かしいです。

非常に地味ながら盛り上がってきているところです。敵勢力との最終決戦において主人公が修行から帰ってきてギリギリのところで間に合ったり、元々敵の幹部だった奴らが助太刀に来てくれたり、古き良き少年漫画な筋立てで。
流石に一年で終わるよねぇ、まだ続いたりしないよねえ。

本当にヨーコさんは死にフラグ成立させ要因ですね(涙)。兄貴に続いてキタンまで……。


やはり前回であれだけボロボロ殺していったおかげで、スペースキングキタン圧壊→キングキタンギガドリルブレイクへの繋ぎが美しく映えるのだなあ。普通に死んだと思ったもの。
さらば。さらばキタン。君は兄貴にはなれないが、それでも十二分に惚れるに値する漢だった!!

友への思いをこの身に刻み、無限の闇を光に換える!!
天上天下、一騎当神!! 超銀河、グレンラガンッ!!!


人間の力……!見せて、やるぜ……ッ!

グラサンが、グラサンがァァァァッ!!