地元の映画館が毎月一日千円サービスだったので行ってみるか、と思ったら完全無欠に満席だったのでつんのめって引き返してきたけど、あちこちで書かれていた感想に後を押されて翌日再度吶喊。最前列で真上にあるスクリーンを見上げながら見てきました。
ヤバイです。
総集編だと高をくくっていたら足元をすくわれて体が美事に一回転した心持です。
リアルタイムで見てはいなかったけれども一応全部視聴したことも考察本を何冊か読んだこともあるんでその元来のヤバさは理解していましたが、その世界を揺るがした圧倒的な力は未だに衰えを知らないと見えます。
これを見た後だと「エヴァを越えるアニメはこの十年存在しなかった」という自画自賛もあながち否定できないです。
まず作画が気持ち悪いほどクオリティ高い。これを見た後テレビ放送版を見ると「作画崩壊?」と錯覚を起こすこと必至。自動迎撃システムの書き込みが異次元クラスに稠密で見てて何度も笑ってしまうほどリアル。対使徒の戦力的には無力なくせに。
編集もやたら上手。ただ単に原作をなぞっているだけと見せかけて時間の都合上カットされている部分の繋ぎ方と新しく追加された部分の親和性は、私の記憶力の儚さを差っ引いても巧みに過ぎる。ヤシマ作戦の二射目は感嘆の呻き声を抑えるのに苦労したもんです。格好良すぎ。
そして引きかたが卑怯。原作視聴者が「ん?」と違和感を覚える程度にさりげなくバラ撒いた伏線は許すにしても、「つづく」前と次回予告は全エヴァファンを狂気に陥れた。やってくれた喃、庵野!!また考察サイトが雨後のタケノコの勢いで増えまくるじゃないかっ!!
というわけで何を差し置いたとしても序破急全部リアルタイムで追います。そして考察と題した妄想をニヤニヤしながら行います。スレまとめ見る限り既にほとんど出尽くした感があるけど。よくあんなところまで覚えてるなぁ。


ちなみに今回の最大の見せ場は個人的にはラミエルたんです。最強の燃え萌え結晶生命体と化して銀幕に帰ってきたこの子はありえないほどキャラが変わってとても表情が豊かになってました。
おうちに一匹欲しいです。


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