■
- 作者: 大和田秀樹
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2007/07/20
- メディア: コミック
- 購入: 1人 クリック: 39回
- この商品を含むブログ (61件) を見る
お前が童貞だった頃……
イマジネーションの翼は空よりも広く羽撃き
時には英雄となり
時には暴君となり
三千世界を自由に飛び回ることが出来た
萌えは童貞を裏切らない
童貞もまた萌えを裏切ってはならない
あまりの評判に思わず手を出してしまったがそれは正解だったと思われます。
「ファンタジー世界で任侠モノ」という初期設定、それはそれで普通に進めていれば面白い作品になったはずなのに、途中で「地水火風に次ぐ未知の第五元素、すなわち『萌え』」という激烈な放射線を浴びせてしまった結果として、どこの系統樹にも属せないゴジラじみた突然変異種が誕生。
第一話時点でこの展開が予想できる人間が居るとしたら清涼院流水作品の探偵くらいのド変態ではないかと。
「秋田書店の核実験場」とまで呼ばれたチャンピオンREDから這い出てきたクリーチャーの中でも極めつけの異形。突然死を迎えたのも納得だ。
まああの、ヲタクなら怖いもの見たさで買うとDTFB現象がもれなく襲い掛かってくるんでオススメ。