問題作というキャッチコピーに惹かれてちょっと立ち読みした後購入。

誘拐はある意味殺人より性悪な犯罪だ。殺人は本人が死んで終了だけど、誘拐は解放されてからも続いてしまう。
ズレた人生を、続けなくてはならない。修正不可能なのに。理解できなくなった、人の普通って奴に隷属しながら。

どうしてもこう、台詞回しから西尾維新の臭いを嗅ぎ取ってしまって正当に評価していないかもしれないですが。
問題作扱いされるのが分かるほど教育によろしくないお話、なのか逆にとても教育的なのか判断に迷う内容でした。


トリックスターズC〈PART2〉 (電撃文庫)

トリックスターズC〈PART2〉 (電撃文庫)

うーむ、徹底的に魔術と推理が分断されているのは面白い。


何か短編だかが未収録なせいで廃貴族関連がちょっと意味不明。段々世界観設定に迫るようになって来たか。


チームが完全に分断されている状況下でのお話。スプライト組とのニアミスがあったりして別視点からのお話が気になるところ。


まずい前の巻の話を大分忘れているのに次回で最終回か(汗)。
確かこれ以上仙人が人間界に降りてきたらそれだけでヤバイという話だったような前提条件だったような気がするんですけど。