船で湾内のプランクトンを地引き網で捕獲、のち顕微鏡で観察。
顕微鏡覗きはもうこりごりだよう、と思っていたものの、前段階のクルージングが爽快過ぎて不満も吹き飛ぶ。海の雄大さを頭でなく心で実感。


適当にスケッチを終わらせて空いた時間に近くの水族館を見に行ったが、閉館ギリギリだったため追い返される。仕方ないので外部プールで飼われているイルカに媚を売って退却。
風呂の中でのシジミ他との馬鹿話でポケモンの生態をメタモンを用いて生物学的に考察するには」という議題が白熱。かなり良い線行ったので論文の体裁になりそうである。明日も覚えていたらまとめよう。


実習最終日ということで反省会の名を借りた宴会を開催。さっきの話題を引きずっていたシジミポケモン151匹を全部思い出そうとして最後まで二匹が出てこない。ポケモン世代が総掛かりでも思い出せず、インターネットの力を頼る迄に至った最も影の薄いポケモンはズバリ「タッツーシードラ」でした。私はタツノオトシゴ好きを名乗る資格は無いかも知れない。


宴もたけなわ、恋愛談義が案の定始まって、こっちに話題が振られたため酒が入ったという言い訳を自らに行って失恋エピソードを一曲披露。
あまりに立て板に水だったからか盛り上がりを通り越して感心された。
たまの酒宴に羽目を外し、酔い潰れて眠る刹那にこれを書いている次第。ではお休みなさい。




さて、忘れないように自問しておこう。
自惚れが現実であったと知ったところで、何が変えられる訳でも無い。こういうのは情けないものな筈なのに、何とも思わない自分はどんなものだろう。
理想を追うことが自分にとって無意味であることを知ったのなら、まだそれを続ける演技をするのは無様か。それとも演技を真実にする努力をするべきか。
答えは明日、酔いが覚めても同じ言葉を吐けるかどうかからだが。
酔っ払いの戯言、他者は気にしないが吉。