その通りモノに一度とり憑かれた者は、その時に孕んだモノを世に送り出すまで、産みの苦しみを味わい続ける。
悪魔のようなそいつの名前は、「創作意欲」と言うらしい。


この場合、「おめでとう」と言うのが正しいのだろうか。
長月はつか。ようやく、君から憑物が落ちたのだ――――。






はい、というわけで今回紹介いたしますのは身内の突発企画(世間はそれをムチャ振りと呼ぶんだぜ)「二次創作合戦」後手、はつかくんの作品です。題名は、


http://f38.aaa.livedoor.jp/~hatsuka/haruhi01.html


カオス。
序盤のなぞり直しに過ぎない筈なのに、産み落とされたモノを見よ一体何だというのだこの凶悪に混沌に渦巻いた狂気の逆子は。
ネタ。ネタ。ネタ。ネタ。ネタまみれ。よくまあこれだけネタの引き出しがあるものだ。
そして世界観にふさわしく改変された単語の数々に悉く躓かされる。うわあ良く見れば前半も第一稿からちょこちょこ変わってるし。今回追加された新キャラ二人は、長門も充分アレだがハルヒによる朝比奈さんのキャラ描写に至ってはそれまで必死に耐えてきた何かをうっちゃって腹式発声での高笑いの練習を夜中に始めることを決意させてくれました。うん、そうだねもえきゃらだね(棒読み)。
いくら攻撃ターンだからってデュエリストにダイレクトアタックは反則だと思うんだ。
そしてライフポイントをゼロにして罰ゲームを受けつつ思う。売った喧嘩に、負けた――――。



……ああ、ちなみに言うまでもないことですがここで言及したものは実在する人物、団体、事件、その他固有名詞、現象、そして作品『涼宮ハルヒの憂鬱』とは何の関係もありません。どっか似ていたとしても、それは他人の空似です。
ふう、コレで良し(額の汗を拭いながら)。






って続くのかよ!!
やべえ蝶・楽しみ。