マルドゥック・ヴェロシティ 3 (ハヤカワ文庫JA)

マルドゥック・ヴェロシティ 3 (ハヤカワ文庫JA)

免許センターへ行くバスの中で読みきってしまった。
九月に入った戯言シリーズもしくはLIVE A LIVE中世編中盤の如くにバッタバッタと死傷者続出する今回、何故私のお気に入りキャラから優先的にイベントを起こしますかウブカタサン。
チーム結成直後の和気藹々が一人また一人と欠けていく様は読んでいて非常に辛いものがあると同時、一刻も早く先を読みたいという衝動を寸暇も置かずに叩きつけてくるノンストップ緊張感。
加えて今回の事件の裏事情がスクランブルにも繋がるというラスト付近は脳内でおお炸裂よ(エクスプロード)。
そりゃまあまた書いててゲロ吐くわ。


残念なのは名前を覚えるのが苦手な私の頭では読み終わっても登場キャラの名前が多すぎて結局誰が誰の黒幕で誰と権力争いをしていたのかさっぱりな点。カトル・カールと09メンバーは一致したのに。
読み直すしかあるまい。


免許センターでの待ち時間で読みきってしまった。
アニメでは全然分からんかった。シエスタ自重しろ。


涼宮ハルヒの動揺 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの動揺 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの陰謀 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの陰謀 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの憤慨 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの憤慨 (角川スニーカー文庫)

免許センター帰りの電車の中で読みきってしまった。
一巻読了直後の「どうやってこれシリーズものにするんだろう」という疑問を抱かせる弛みっぷりが嘘のように伏線の散らし方と回収が巧い。こういう時間移動関連での理論構築とかだけ読んでいても楽しめるタイプの人間です。
本編でもちょっと目を離してたらハルヒのデレが異常肥大を見せていてそっくり返ったり、長門が人間的な情動を成長させていて驚かされたり、古泉と事後処理組で奇妙な友情が芽生えていたり、まあみくるちゃんはみくるちゃんなのでいいとして、一番ビックリしたのが「暴走」時点で結構目をつけていた鶴屋さんがもう堪らん領域のお方になっておられたこと。
あの達観した人生観に酷く共感している自分に気付く。ああいう御仁が身近に居たら何を差し置いても知り合いたいものだわ。鶴屋家というありがちな何でも屋的背景が無くて常識の範囲内の一般人だったらもっと感心していたのだが。
つうわけでハルヒ分は補給したが、いつになったら続きを書ける時間が生まれるのだろう。