キミキス

キミキス

デモンベインを終わらせてさて寝ようかと思っていた朝九時に、知らない人から電話が掛かってきた。
「何かうちの玄関先に貴方宛の配達物が置いてあるんですけど」
佐川急便は時計を見ることが出来ないばかりか地図も読めない、判子をもらい忘れるようなうっかりさんの奴が配達をしているらしいですな!流石に堪忍袋の緒が切れたんでクレームつけてやった。
じゃあぼちぼちやろうか。デモベの感想はまた後で。

オリジナルヒロイン『逢難』を追加。
……っちょ、な、エエエエェェェェ!?

何年か前に鋼屋さんのサイトでちょろっと書かれたアフターストーリーの小ネタがここにマテリアライズ。いや「ルルイエよ私は帰ってきた!」とかペルデュラボーとかメタトロン二号とかも再現して欲しかったけど。
メモリだのグラボだのに無茶を言いまくったアクションパートだが、何とか普通程度には動作。基本的にアヌビスだと思っておけば操作は混乱しない。対戦数がちょっと物足りないとか難易度が低い奴は凄く低いとか決まった相手としか闘れないというのは不満点だが、どこぞの失われた子供よりマシ。
「劇場版デモンベイン」テイストというのは確かに言える。同型機対決、同型機共闘、再生怪人アンチクロス(地球皇帝のカットインは致死的なオモシロさ)、ピンチになったら現れる過去と未来の主人公、王道を征くにも程がある。三機並び立って召喚詠唱して本拠地へ突入とか私を鼻血で失血死させる心算か。
しかしまあアズラッドがあちこちで出張ること出張ること。ほとんど「胎動」の補完だね。しかもそれがまた格好いいから困る。
「邪神ズアウィアを冥府に連れ戻す任、プルートより仰せつかった」
ここぞという時にはとにかくドクターウェストが美味しいところを持っていきっぱなし。「邪神の眷属にマウントポジションでタコ殴りされる」とか「完成してるーッ!!」『えーーー!?』とか、二周目の対ブラッド戦に勝利した隠しルートとか。お前が一番ご都合主義だ。
ダディと葉月は格好良い。格好良すぎて初登場シーンで爆笑する。
当初は九朔が主人公のポジションを食っちゃうのではないかと思ったが、さにあらず。
「助けるに決まってんだろうが!!」
九郎とアルのシリアスをギャグで笑い飛ばせる性格があってこそだ、あれは。We will never fight alone. 化け物を殺すのはいつだって人間だ。ああした「弱者の足掻き」こそが、人が美しいと信じられるものなのだ、きっと。
ペルデュラボーとの会話から「相方を探す物語」になるかな、と思っていたので綺麗にまとまってくれて大満足。途中からアナザーブラッドが段々可愛くなってきたもんで余計に(笑)。


古橋版デモベ第二段「軍神強襲」ってマジすか。
しかし、トゥルールートに入るためのラストバトルでのコマンド入力がどこでやればいいんだかさっぱりわからん。


自分が詰まったところの簡単な攻略など。

  • クラーケン戦

ニトクリスの鏡でアナコンダアームをなるたけかわして、接近戦で連斬→蹴飛ばして転がす。下手に遠距離から砲撃しようとすると何度も何度も投げられて非常に不愉快。

  • ネームレスワン

体力が減ると即死技を使ってくるので最後は一気に畳み掛けなくてはならない。一番効くのがン・カイの闇なのでチャージ→中距離で発射→ダッシュで逃げるを繰り返すと良い。こっちの機動性がゴキブリ並みなので紫色のバインドスペルに捕まらなければそうそうダメージは喰わない。ただしソードスペルは範囲が広いから防御するしかなく、見た目の剣閃の数瞬後に当たり判定があるのでガードを長く展開する必要がある。近距離戦闘は体格差の点から当たり判定が見分け辛く不利だが、即死技の詠唱が始まったときには一番削れる手段かもしれない。

「一回死ぬイベント戦闘か」と思うほど砲撃が止まない。とにかく真横にダッシュしてホーミングを避けたらチャージ、を繰り返してゲージが溜まったら同じタイミングでクトゥグアをぶち込む。タイミングが早すぎるとホーミングと相殺されて当たらないので注意。ペンチ投げてくるようになったら余裕が出来るからクトゥグアを連打でぶち込める。

ミサイルで中距離からコツコツ削って、接近されすぎたらドリルあるいはやたら飛距離の長いジャンプで回避。基本的に鈍重なので接近されると蹴飛ばされて転がされるため起き上がるのにストレスが溜まる。こっちの体力が減ったら近づいてきたところにジェノサイドクロスファイアを二発ほどぶち込めば倒せるはず。