黒は乗せやすいキャラクターだなぁ。
この作品のいいところは戦闘シーンの演出が一本調子じゃないところ。

「身の危険を感じると仮死状態になる昆虫も居るってな」
なんで死んだフリがこんなに格好良いんだろうこの男(笑)。
マッハで落とされてる女医さん。特別個室とか勝手に炊き出しとかこいつの手引きだな。
「自己修復機能?」「ベルトとは長い付き合いだが、そんなものは無いはずだ」
ひよりが手にしたときに火花が散ったが、あれで直ったのだろうか。それより壊したことがあるのかね天道くん。
「お前は自らの道を外れた」
炎の中でのクロックアップとか、結構手を変え品を変え見せ方に工夫を入れてくれている。
今回最大級のポイントは生身で奮闘した加賀美のザビーへの変身!!劇場版555の啓太郎カイザが見せた「弱者の成長」の興奮がこんなに早く見られるとは!!555と違ってデバイス自体にも意思があるおかげで「横取りされるリスク」という展開が無い分、「戦士の資格」が顕著に描かれることになり人物の成長が分かりやすくなっているわけですね。これから頑張れ加賀美ザビー。そして同じカブト抹殺指令を下されて途方に暮れるわけだが(笑)

「貴方の姿を見て人類が命を大切にすると認識しました」
ゲェーなんですかその杜撰な調査!?(笑)
そして結局マックスに頼っちゃうのかよってのが不満点。今回くらい全部自力で何とかして欲しかった。でも断空光我剣はカッコよかったさ。
エピローグは別名ダイレンジャーエンド。

人外ロリが三位一体合体したせいで元から皆無に近かった萌え方面が完全無比に消滅した老けすぎの黒キュア
ラスボスかと思いきやどっかの地球皇帝を凌駕する勢いで落伍したパルパティーン京本。
「恋人に化けられる」「名前の呼び方で偽者看破」「ペンダントで命拾い」「ここは俺に任せろ!」とかやりたい放題の零。
盛り上がってまいりました。ナナメ四十五度方向に。
ところであの説得イベント時の絶妙のコンビネーションダンスは何かね君達。