ああ、そういえばサークルの先輩の卒業旅行で行った千葉の旅は楽しゅうございました。
市原ゾウの国に行ってタイカレーを食べながらタイから来たゾウ使いのやたら凶悪な外見のツボ押し棒(傍目にはほとんどツルハシ)によるゾウ捌きを見てみたり。
マザー牧場に行って、牧羊犬が羊に一糸乱れぬ行進をさせているのを遠目に見ながらジンギスカンを食べてみたり。
鳥好きメンバーとウサギ好き先輩がゾウもヒツジもそっちのけで「どうぶつふれあいコーナー」に根を下ろすのを眺めてみたり。
去年もやった食材交換料理対決で鶏の皮を押し付けたり豆腐餃子作ってしまったりで危うく泥沼にはまりそうになったり。
大喜多城(本多忠勝が城主。ぶっちゃけ忠勝ロボの秘密基地)を訪ね、歴史音痴の私はそれを当地で初めて知ったためにサークル仲間たちの前で笑いを噛み殺すのに地味に必死になったり。
近頃旅なんてしていなかったせいで夜になったらスイッチ切るように眠ってしまったので夜の部屋飲みに参加できなくてちょっと凹んだり。


何より特筆すべきはマザー牧場バンジージャンプを跳んだことでしょうか。
擬似的な死と新生を経験することによって成人の儀式とされることも納得の体験でありました。あの瞬間の「もう何をしても無駄なんだー」という絶対的な無力感は中々味わえるものではありませぬ。
これで私もアフリカ基準あたりでも立派な一人前というわけです。あの時上げた悲鳴は大人から軽く三光年はかけ離れたものだった気がするけど仕方ないじゃないか疑似飛び降り自殺だもの!

鳥好きサークル仲間:「最近の携帯は動画も撮れんねんでー(CV:まきちー)」

orz