とらドラ! (5) (電撃文庫 た 20-8)

とらドラ! (5) (電撃文庫 た 20-8)

「持つな――――っっっ!!」

文化祭っ。
すれ違いぃ。
暴走する悪ノリ、無様なエゴ、裏切り、挫折、消えぬ絆ぁぁああああ!!


激情を燃やすようにして生き抜くのが青春の正しい有様。
故に叫ぶべし。
故に走るべし。


スピンオフと連続でこれは卑怯だわ。もう完全に私の心はこの「世界」に侵食されてしまっている。
総計五巻を通して描き続けられた彼らの過ごした時間に魅せられてしまった。心奪われてしまった。
でなければどうして――現実ではありえるはずも無い学園生活に、私は涙を零せるというのだろう。
人間はこんなにも強くあることが出来るのだ。
人間は人間をこんなにも想うことが出来るのだ――――。


それがしの申し上げたき儀はつまるところ、
みのりんはガチで最高だッ!!