何か始まりました学内アクション映画企画。
新人公演が潰れてヒマなところに何だかオファーがあったもんでこれ幸いと乗ってみたわけですが、実は最初は欠片も期待してなかったのよ。
高校時代に見た学園祭の映画がEPISODE00並みに酷いものだったのでその延長線上で考えてたら見せられた前作のDVDで期待を裏切られました。良い意味で。


流石に大学ともなると準プロの連中が集うような場だけあって専門分野においては強い強い。アクションシーンが普通にプロ並み。脚本自体はB級映画なんですけども。
うひゃあとか感嘆の声を洩らしながら話を聞いてみれば、前作では初の国際的無重力ダンス企画に参加したダンサーの教官がアクションシーンを指導してくれたとか、カメラマンは現在TBSに就職が決まった奴だとか、東京のアマチュア映画大会で評価が凄かったとか、その作品のおかげで実際に特撮ショーとかのアクションの仕事が来るようになったとか(555の木場とかデカレンジャーのサインが部屋にあった)、それで知り合った円谷プロの子役を呼ぶとか、話が私の今までの常識から恐ろしい勢いの広がりを見せております。思いもかけないところで業界にコネが出来てしまった。


今回もそのアマチュア大会で上手いこと業界人の目が止まればスカウトもあるとか何とか。何しろ前例があるという話なのでこれは期待できそうだけれども後の落胆を少なくするために抑え気味にしながら期待しておきます。




なるほど、つまるところ――――後で振り返るとこれが私の役者ロードの第一歩だったということになるわけですな?




寝言を言うなって?そりゃあ無理ってもんだ。
夢を見てるんだから寝言を言うのは当たり前じゃないか。
……


まあ浮かれるのもほどほどにしとこう、後で恥ずかしいし。