ニンヒドリン反応によって生成されるルーへマン紫のなんと美しいことか。特にアミノ酸の濃度が150μ/ml程度であると最高だ。その深遠な輝きはまるで中世の貴婦人が捧げ持つ豪奢な杯に満たされた美酒かはたまた水に溶かしたアメジストか。
眺めているだけで心が落ち着く高貴なる深紫よ。
でもどんなに絶世の美だったとしても検量線をちゃんと作ってくれないんだったらもう二度と見たくありません。カエレ!
あと手を紫に染め上げるのも止めて欲しい。