実に74時間をぶち込んでラスボス撃破。
世紀末ちっくに様変わりしていく町とBGMをバックに最後の戦いへと気分を盛り上げていく一月ですが、何気にコミュを結べない一般人達もドラマがあるの。特に駅前はドラマの宝庫。お気に入りは小学生。
モナドが開通した瞬間からレベル上げが飛躍的に楽になった。ワンモアプレスバトルのおかげでかなりの低レベルでも高レベルの敵を何もさせずに殲滅することが可能なこの作品は経験値稼ぎのストレスが非常に少ない。序盤はボコスカアタックでも二回叩かないといけないけど。
さらにサタン&ルシファーを入手した瞬間には戦術などというものは灰燼と帰す。99までレベル上げたRPGなんてコンシューマじゃ初めてかも。最上階はおろかモナドのシャドウまでピーピー泣いて逃げるし(笑)。


全て終わってみての感想は、とにかく盛り上げ方が無類に巧いRPGだったという感じ。「他者との絆」をメインに据えて非日常への戦いのモチベーションを駆り立てる手法が後半になるに従って尻上がりに急上昇。
プラス「創作物にありがちな」学園生活の疑似体験への特化。総出でひと夏の思い出作りとか修学旅行で馬鹿やるとか。毎日が律儀に刻まれていくだけに主人公とのシンクロ率がハイレベルを維持しているのがさらに楽しく感じさせる要因となる。
先だっても言ったけれどもプレイヤーに一時たりとも中だるみを感じさせないシステムであるのも強い。面倒くさいと初めて思ったのが、終盤の既にほぼ全てのステータスが最高ランクになってしまってコミュを結ぶ相手もいない状況になってラスボス戦を待つ時だった程。
ペルソナ方面の設定的には上手く作り直されたロストチャイルド
各評価はシナリオSS、システムS、キャラクターイラストA、キャラクター造形S、音楽S。総合評価はもちろんSS。
キャッチコピーを付けるならあやかしびとで燃え死んだ漢には義務。
共通点としては学園能力者、仲間との絆、最終決戦の演出の泣かせっぷり。感涙を流しながら不敵な笑みを浮かべて挑むRPGのラストバトルなど、空前絶後と言ってもいいだろう。
どんなものか雰囲気を掴むためラストバトル中の私の独り言をお聞きください。


「もがき足掻くことこそが命の本質、生きるものの意地を見るがいいさ!」
「弱ッ!」
「なるほど!やっぱホームルームはちゃんと聞いておいて良かった!」
「きくたけかよっ!」
「ちくしょう、ちくしょう、そうくるかッ!!」
「うおおおおッ!当たり前だ、こんなところで終われるかァァァァッ!」


「……何だこのアイギスの急激なヒロイン力の増大は」
こいつだけコミュ結べなかったのはこいつがメインヒロインだったからか。


で、隠しボスにも挑んだわけですが。
味方ターン。
「ハルマゲドン」ダメージ9999。
敵ターン。
「メディアラハン」全回復。
「メギドラオン」ダメージ9999。
ちょまっ。


オーケーちょっと待て攻略本の封印を解いて傾向と対策を。
「ハルマゲドンにカウンターメギドラオン」
うむ。どのみち一撃で倒せないんだから意味が無い。
「物理、魔法耐性が『無効』『反射』『吸収』のペルソナを装着するとカウンターメギドラオン」
ちょまっ←高位ペルソナは全てなんらかの属性無効


弱いの育てろってことですか。そこまで気力は続かん。
テイルズが押しているのでとりあえずまた会う日まで。