最終回だからやたらと気合が入っていたねえ。しかし書き文字とか入れられるんだったら普段から宝具を使う時とかにカットインで入れておいてくれればよかったのに。
ああ、やっぱりあの別れは切ないなあ。
しかしなぁ、流石にベディヴィエールに能登はないだろー。配役ミスだって、人気だから出しておけばいいってもんじゃないぞこういうのは。モードレッドはアリだったから。


そんなわけで今期見ている番組でいち早くゴール。真ゲッターよりは黒歴史度は低めであるにしろ、膨大な設定のあっちこっちをつまみ食いして何とか二クールで纏めた代物なだけに、水で薄めたようなパンチ力であることは否めない。第二期でUBWやるとかいうなら話は別だけどさ。
評価はB。御免、原作信者は心のハードルが高いんだよ。

鶴屋さん結婚して――――ッ!!(絹を引き裂く悲鳴)
もう、なあ、どうよ?活発系キャラの一つの終着点、いやさ完成形というものをまざまざと見せ付けられたような気はしないか君達。やっと「めがっさ」とか「にょろ」とか出たんですね、本物初めて聞いたよ。常時あのテンションで生きていけるなら凄い素敵なことだよなあ。巻き込み属性持ってない分ハルヒより迷惑度が少なめだから友人にいても面白そうだよなあ。しかし、嗚呼しかしあのウェイトレス姿はコスチュームに対して何らの執着心も持っていない私にすら特大のデッドボールを叩き込んでくれるほど……!
などととめどなく流れる妄想をぶった切って「せいぜい楽しめ。普通にな」が来たもんだからラムネ吹いた。いくらキャラの立ち位置が似てるからって!京アニ大好き愛してる。


バンドのシーンにはもう、何も、言うことは、無い。今までのハルヒのエピソードの中で一番胸に来た。
音楽というものは肉体を直接揺さぶる分芸術的感動を呼び起こしやすく偉大だというのと同時に、誰かが何かを懸命に成し遂げる姿というものは掛け替えも無く素晴らしい。気持ち悪いくらい滑らかな演奏時の作画に、全力を振り絞っていることが目に見えて伝わってくるハルヒすげぇ顔には感嘆の吐息しか出てこない。
全てが終わり、珍しく感謝されてモヤモヤするハルヒを見守るキョンの姿も叫びだしたいくらいに青春してて絵になること絵になること。いやしかし、キョンツンデレぶりは見事ですなあ。無関心な振りして指だけリズム取ってるとか深い意味は無いけど腹ごなしの散歩に出るとか。
実際ものすっごいハイテンポで締められた回だったのに違和感を覚えないのがまた美事。今回はダビングしてもしばらく消さないで見直す。前半は鶴屋さんプロモーションビデオ、後半はライブビデオ。


さて次回、やっとこ閉鎖空間登場か。
「曲ッガーレ」ってユリゲラーの真似か?(笑)