うあーなごむーなごむー。オチなんて最初っから全部読めてるのに何で何気ない景色で鳥肌が立つんだよー。
あれか、子供相手のレクリエーションに付き合いながらにこにこ笑っている感覚に近いものがある。
心がすさんだ時に見るアニメ。お勧め。

ケモノ相手にアレだけの距離を逃げ切るとはどんな脚してるんだ獣人族。
村人全員を作戦に参加させることによってハクオロの村への馴染ませイベントに代え、名付けに繋げるという実に燃える流れに。

少なくとも青臭い話がテーマのものは、どんなに良作であろうと痛みを伴いながらでなくては見られなくなってきた。年を喰ったなぁ。
ようやっと本編に入ったわけだが、キョンのモノローグがこの作品の魅力の七割を占めているといっても過言ではない。いやーあの投げやりクールぶりは近年の主人公に俺が求める性格そのまんまじゃないか。原作読んだ人間が口をそろえて同じことを言うのが分かった気がする。少なくとも俺が読んだ範囲ではそんなふうには感じなかったんだが。
で、長門さんがハイペリオンの没落読んでたり、ハルヒコンプティーク持ち出したりと小ネタが多いのもなんか嬉しかったり。
「何か不思議な事件が起きるところには大抵こういう美少女がいるものなのよ!」
っつか、そうしないと話が膨らまないから仕方なく為された天の配剤なんですけどね……(苦笑)。ジュブナイルな話っていうのは青少年向けなわけで、青少年に最も切実な身近な話題っていったら惚れた腫れたなわけだし。
なんにせよ後藤邑子さん破壊力高すぎ。

実家で見ていた母親から薦められる。
フルーツバスケットに近いテンポで普通に面白い。
ハーレム状態ってわりかし男向け女向け問わずメジャーな舞台設定なんよね。